TOP職人探訪>職人がつくるバイオリン「ネック造り」

表板・裏板削り ネック造り 塗装
   
バイオリンができるまで
ネック造り

ネック造り
手に程よくフィットするネック造り

角材は職人の技で滑らかになっていく
数々の道具
数々の道具を使い分ける

バイオリンのもうひとつの顔とも言えるネック部分。 スクロール(渦巻き状の部分) の出来具合もバイオリンの美 しさを左右する要素です。 またバイオリンを弾く上で、手で支える唯一の部分。奏者にとってバイオリンのよさを実感できるパーツのひとつでもあります。

カドのある加工前の材料は、職人の手にかかると、非常に滑らかなカーブを描き、渦巻きの軌跡は正確なラインを成します。 安定した確かな技術をもってしてなければ、造ることはできません。

ネック造りで一番難しいのは渦巻きの面の部分。繊細で細かい部分だけに、高度な技術が必要となります。 端正でキメ細やかな仕上がりは、職人の成せる技なのです。

木の性質や季節の変化にあわせ、技術も変わります。 そんな職人の仕事を支えるのは、やはり自作のこだわり道具。彫る場所や、角度に合わせて微妙にそれぞれ違います。

ノミや彫り道具は、長年の使用により磨り減り、徐々に変形してゆきます。減りすぎると、使い勝手や作業の効率も悪くなるので、自分で新しいものを再度こしらえます。

道具へのこだわりも技術に反映され、最後には製品となって現れていくのです。

匠の素顔はこちら
磨り減った道具
長年の使用で1/3ほど磨り減った道具


ひとくちにスクロール(渦巻き)といっても、国や時代などで微妙に特徴がある
国や時代などで微妙に特徴があるネック
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